洋楽を聴こう 「Sleeping With Sirens-With Ears To See And Eyes To Hear」
皆さん洋楽って聴きますかね?
元々興味があって自発的に探す人でないと、なかなか聴く機会って無いと思うんですよね洋楽って。
そういう人たちが聴いたことあるのと言ったら、マイケル・ジャクソンとか、クイーンとかそこらへんかな~って思う。日本人はクイーンとマイケル大好きだし、テレビでもよく流れるからね。
でもまあ当たり前だけど、他にもすばらしいアーティスとってのがい~っぱいいるわけですよ。
それらの紹介を通して皆が洋楽に興味持ってくれるきっかけになったらいいな~と 思てますよ。
前置き終わり
で、
まあ一回目ってことなんで、普段洋楽聴かない人にも聴きやすいものがいいな~と思ってアルバムを選びました。
それがこれ。
Sleeping With Sirens-With Ears To See And Eyes To Hear (2010)
Sleeping With Sirens(スリーピング・ウィズ・サイレンス)は2009年に結成したアメリカのロックバンドで、これは彼らのファーストアルバム。ジャンルはポスト・ハードコア。
そう、ポスト・ハードコア。
いやポスト・ハードコアってなんだよ!!
って話なんですけど、俺もよくわからんのですよ。
というのも、もともと曖昧なものである音楽ジャンルのなかでも特に曖昧な定義なものがこのポスト・ハードコアでして…似たり寄ったりなジャンルが多すぎるんですよね。(wikiとかで見てもぜんぜんわからん)
んでこのポスト・ハードコアの特徴なんですけども。メタルの激しさとパンクの爽快感、それと迫真のシャウトが融合した非常に激しくエモーショナルなロックサウンドで、所謂「エモい」音楽ってやつなんですよ。
まあ言葉で言ってもようわからんと思うのでとりあえず聴いてみよう。
Sleeping With Sirens - If I'm James Dean, You're Audrey Hepburn (Official Music Video)
これはアルバムの一曲目。
どうですか、エモいでしょ。
ポスト・ハードコアってアルバム音源でもライブに居るかのような気分にさせてくれる熱さがあるんだよね。すごく盛り上がるというか。
んで聴いてみて、邦ロックを聴いてる人はこう思ったはずです。
「ワンオクっぽい」と…
そう、あのワンオクことONE OK ROCKもこういった系列の音楽を鳴らしてたんすねえ!
てか邦ロックで洋楽寄りの音を鳴らしているバンドは皆こういった系列なイメージがあるね。SiMとか。だから日本人にも聴きやすいかなって。
んでこのアルバム、先ほど聴いてもらった「If I`m James Dean, you`re Audrey Hepburn 」、これすっごい良い曲なんだけど、9トラック目の「The Left Side of Everywhere」も同じくらいかっこいい!
もうこの二曲はマジで半端ない。まさに2010年代のロックのカタチ、ポスト・ハードコアを体現するかのような曲だ。
勿論他の曲も素晴らしい。まさに非の打ちどころのないアルバム。
2010年代って、EDMを筆頭としたダンスサウンドが大流行りしたせいで、ロックは衰退する一方だったんだけど、そんなロックの中でも生き残った形がこのポスト・ハードコアなんですよね。
んで、彼らはそのジャンルの代表格って感じの立ち位置だと思う。まさに現代のロックンロール・スター
もしかしたら2020年代には力が逆転して、またロックブームがやってきたりして。
次のロックンロール・スターが出ることに期待しよう。